6/04/2011

Compte rendu Braderie / 寄付先に関して

Le bilan pour vous informer des suites de la braderie mode des 30 avril et 1er mai derniers. 

Le temps d'encaisser tous les chèques et de contacter toutes les associations concernées, nous avons enfin reversé, le 17 mai 2011, les bénéfices de la braderie aux associations humanitaires japonaises. Malheureusement, avec les chèques sans provision et les frais bancaires, le montant total versé est un peu moins élevé que celui que nous avions annoncé. 

Voici le détail des dons versés aux différentes associations :

40 000 EUROS
Croix-Rouge Japonaise via l'ambassade du Japon

Nous avons décidé de verser un peu moins à la Croix-Rouge, qui tarde beaucoup à redistribuer les fonds perçus.
Le montant total des dons recueillis par la Croix-Rouge s'élève à 187 800 000 000 yens, seule une petite partie a 
été redistribuée à ce jour. C'est pourquoi nous avons privilégié les associations présentes sur le terrain, dans la 
région du Tohoku.

40 000 EUROS
Projet LIFE311 MORE TREES

Construction de maisons provisoires par des charpentiers de la région qui utilisent le bois du Tohoku. Ce qui crée 
des emplois et relance l'activité économique dans la zone dévastée.
http://life311.more-trees.org/

18 000 EUROS
RQ CENTER

RQ Center possède 5 bureaux de liaison dans la région dévastée. L'organisation se charge de recruter des bénévoles. Car la main-d'oeuvre fait cruellement défaut pour dégager les gravats et nettoyer toutes les maisons qui ont fait l'objet de dégâts. RQ envoie depuis Tokyo 2 navettes de bénévoles par semaine et organise des réunions d'information auprès des personnes qui souhaitent se lancer dans le bénévolat.
http://www.rq-center.net/

25 000 EUROS
Bonyu kensa network (Test de radiation du lait maternel)
Le lait maternel de certaines femmes est déjà contaminé par les radiations. L'association encourage les mères à quitter la région de Fukushima. Le test coûte environ 135 euros. Trop coûteux, de nombreuses femmes hésitent se soumettre à cet examen. 
L'Association cherche à recueillir le plus grand nombre de tests afin de faire réagir le gouvernement, qui ne donne pas l'ordre aux familles d'enfants en bas âge d'évacuer. Ces tests permettront de prouver l'exposition aux radiations, quand dans le futur, des problèmes sanitaires surgiront dans la région.
http://bonyuutyousa.net/

4 500 EUROS
SAVE IWATE 
Yumie, une des membres actives de l'association est originaire de la préfecture d'Iwate.
Sa mère habite à côté de l'organisation SAVE IWATE.
Cette association a un bureau à Morioka. Elle envoie des bénévoles sur place et distribue des produits de première nécessitéaux sinistrés.
http://sviwate.wordpress.com/

Quelques personnes issues de la mode à Tokyo, en plus de leur activité professionnelle, se mobilisent pour aider les gens du Tohoku. Nous les connaissons personnellement. Elles envoient tout ce dont les sinistrés manquent, participent aux dégagements des gravats,et surtout, elles préparent  des repas chauds pour des gens qui n'ont plus de maison, ni travail. Personne ne veut se rendre aux alentours de Fukushima. Très peu d'aide est apportée à cette population. Depuis deux mois, les sinistrés ne se nourrissent que de boulettes de riz, de soupes ou de sandwichs. Pas de légume, pas de viande...
Ces bénévoles n'hésitent pas à se rendre dans la région radioactive. Cependant, pour cette expédition, ne partent que les volontaires âgés de plus de 40 ans... Car le risque est trop important.

Ces associations sont les suivantes:
 
4500  EUROS
HRH/ Ai todoke tai 

Organisation dirigée par Hiromi Otsuka, coordinatrice de mode entre le Japon et la France, Harumi Fukuda, créatrice de
mode, Rieko Teramoto, consultante culinaire.
http://www.facebook.com/home.php?sk=group_121610754586449&ap=1
http://www.hamiru.com/blog/

2 500 EUROS
Eatalking 

Pas de page internet, mais les photos de leurs activités seront bientôt en ligne sur notre site internet.
Equipe de 5 personnes dont Yumiko Mukai, agent de photographes et Mihoko Sakai, styliste photo...




無事に5月17日に銀行送金が完了しました。小切手が全て銀行で完全に受理されるまでは最終の金額が出ないとのことで、少々待つ必要がありました。又、残念な事に無効の小切手が数枚あり、送金の際の手数料がかかためにお知らせした金額よりもトータルが少ない額になっているのをご了承ください。

40 000 EUROS 日本赤十字
日本大使館を通して日本赤十字に。すでに1878億円!集まっているのに殆ど分配されていないという事で、
少し小さな団体の割合が増えました。

40 000 EUROS LIFE311 MORETREES
岩手の木材と被災者の大工さんを使って天然素材の仮設住宅を建てるという素晴らしいプロジェクト。
経済が周り雇用も生まれています。http://life311.more-trees.org/

25 000 EUROS 母乳調査ネットワーク
こちらは深刻な問題です、母乳から放射能が検出されました。まだ福島の原発の30キロ圏に住んでいる人がいます。200人、300人のサンプルを取り、政府を動かしたいという願いとともに実際に放射能が検出されたお母さんのための粉ミルク、避難の援助、相談もしているそうです。また将来的に放射能汚染があったという事実を残しておきたいとのことでした。
18 000 EUROS RQ市民災害救援センター
瓦礫などを撤去したりするボランティアの数が足りていません、東京でのボランティア説明会とボランティアのために週2回の無料のバス運行。また疎開のお手伝いなど人と人を繋ぐ手伝いをしているそうです。

4500 EUROS SAVE IWATE
「現在、職業を失った避難者の間で将来への絶望感が広まっているのが現状です。
その解決に向けて、支援金による色々な形での現地雇用も視野に入れております。
そのためにも、まだまだ多くの方々からのご支援が必要です。」と現地にある団体だから
こそのメールを頂いています。

4 500 EUROS HRH/愛届け隊
2週間に1回、他の人が行かないような場所に頻繁に炊き出しに行っているグループです。
個人的に知っている人たちが関わっていることもあり応援しています。
2500 EUROS EATALKING
インターネットページなし。
すでにサイト用に前回の炊き出しの時の写真をいただいていますが、まだアップしていません。ごめんなさい。スタイリストやエージェントなどのファッション関係者のグループです。

Soirée Hope and Love

Demain c'est la soirée Hope and Love.
Venez nombreux !!!

Merci à 1979 de nous recevoir, tous les bénéfices seront versés au association Hope and Love.
Et aussi tous les DJs !!

皆様、お待ちしています♡
企画を持ちかけてくださった1979に感謝。
そして快く参加を表明してくださったDJの皆様にもお礼を申し上げます。
このパーティーの売り上げはHope and Loveに寄付されます。


1979 / 49 rue Berger 75001 Paris
A partir de 23h à l'aube


6/03/2011

Hope and Love日記

3月11日を境に多くの人の生活が様変わりしました。
今までいとも普通だと思っていた生活がこんなに脆かったという事に私自身がまず打ちのめされてしまいました。
眠れない夜が続き、自分なりのわずかな寄付をして、それでも足りない、充分ではないという思いに葛藤し、自分の関わっているファッションという仕事がこういう時に何の役立たないという罪悪感。1週間経って、何か被災地のためにしたいけれども、遠くにいる私に出来る事は支援金活動だろうという考えにいたりました。
被災地のために祈ったり、優しい言葉や慰めも必要だとは思うけど、結局は今の状況ではお金がいくらあっても足りないということはない。って思いました。
じゃあ、何が出来るだろう?、、、結局、私に出来るのはファッションに関係した事、
コーディネイターの経験を生かしてイベントのオーガナイズ。

ある朝起きたら企画が頭の中で出来上がっていました。チャリティーセールをオーガナイズしよう。

始めからフリーマーケットのような形態は考えていませんでした。
ファッション界のプロの人間が関わるのだから、チャリティーとはいえ、それなりのイベントにしたい。

仲の良いファッション界の友人に声をかけた所、すぐに2人の人が自分も何かしようと思っていたと、快く参加をしてくれることになり、それがHope and Loveのスタートでした。

そして幸いな事にファッション撮影によく使われている写真スタジオのSTUDIO ZEROが、無料で会場提供をしてくれることに!

半信半疑だった人、売名行為だと思った人、興味が無いという人などもいましたし、始めから全てが順調だった訳ではなく、ただただ何かするべきだという思いのためだけに突っ走った5週間。そのうち、噂が噂をよんでどんどんボランティアの人が集まってくれました。
熱い思いを共有する人達と一緒に何かを作り上げていくって本当に素晴らしい。
大人になって損得勘定を抜きにして、何かを一生懸命する事って意外にないので、ちょっとした学園祭のよう。

3日間にわたる商品リスト作成と値札付け。最大で20人くらいのボランティアが参加し、段ボールにして200個くらいの商品。
これは作業場所を提供してくださった0044(他にもラックをお借りしたり、いろんな備品を提供いただいたり)に本当に感謝。

最終参加ブランドはなんと170ブランド!!当日参加してくれたボランティアも搬入のスタッフもあわせると100人近く。
延べ130人くらいの人が参加してくれたのではないでしょうか。
パリで行われた最大の規模のファッションチャリティーセールになりました。


各ブランドから届く商品も愛に溢れています。



ちょっとしたことなのですが、こういう風に♡が付いていたり、頑張れのメッセージが付いていたり。



パリの至る所に貼られたポスターもボランティアの人達がトータル200枚を手分けして。こういった印刷なども全てスポンサー企業による協力で行い経費ゼロを実現しました。


当日は人、人、人。気がついたら最長4時間の列になっていました!
これも様々なメディアが宣伝してくれたおかげです。プレスをボランティアで担当してくれたマリーにも感謝。



会場内は熱気でさながらバーゲン会場のよう。



フィガロジャポンのホームページのコラムでおなじみの料理研究家の原田さちよさんも参加しているLABO LOVE JAPONのカウンターはアーティストのSCHOKOさんが可愛くデコレーションしてくれました。




マレにあるレストランROSE BAKERYのチームがやはりボランティアでスタッフのために料理を作ってくれました!!!



これが出来上がったカレー。ちゃんとデザートもついてました。
野麦峠か石炭炭坑夫かという位ハードな休憩時間もほとんどないハードな2日間の中で
ボランティアの人達がホッと出来た貴重なランチタイム。
















こんなオリジナルバッチ(ベンシモンがスポンサーになって1000個作ってくれました!)とみちこさんが作ってくれたオリジナルブレスレットも販売。




トータル売り上げなんと141759,90 €(日本円で約1700万円)
パリのファッション業界の皆様本当にありがとうございました。何時間も並んで買い物をしてくださった2000人の人にも感謝。

そして、始めはこのチャリティーセールに向けて始めた活動ですが、アソシエーションを立ち上げて今後も支援金集めを続けていくことになりました。仕事、子育ての合間に頑張って被災地のために何かしていきたいと思っています。

これらの売り上げは全て日本で活動している団体に寄付しました。長くなるので、寄付先に関する話、これからの予定などはまた次回にアップさせていただきます。

パリより愛をこめて。石坂紀子